1: \(^.^)/ 2017/09/16(土) 13:44:57.18 ID:CAP_USER9
【岩政大樹オン・ザ・ピッチ】J2の多くのチームが6位狙いの現実
J1は9試合、J2も10試合を残すのみとなりました。ここからは優勝争い、残留争い、昇格争いとそれぞれの立ち位置を意識した戦いにスイッチしていきます。
現実から目を背けることはできず、いやが上にも順位表とにらめっこしながらの戦いとなります。
J2の昇格プレーオフ進出がかかる6位争いは熾(し)烈を極めています。
連勝すれば6位に食い込めるチームがかなりの数ひそんでいて、これくらいの勝ち点差ならあってないようなもの。10試合で全てが決まる戦いといえます。
J2の推移を見ていて、毎年思うことがあります。それは、多くのチームが昇格ではなく、6位を目指してリーグを戦っているということです。
このレギュレーションでは当たり前かもしれませんが、ほんのわずかのチーム以外は6位ばかりを意識して一年を過ごしているように感じます。
確かにJ2では各チームの力が拮抗(きっこう)していて、僅差の試合になることが多く、中位のあたりで多くのチームが競うことになるのは論理的だと思います。
ただ、それ以上に、多くのチームが6位を意識してリーグを戦うことによって6位前後で混戦になっているように思うのです。
J1で頭一つ抜け出した鹿島には、この点で大きなアドバンテージがあると思います。
クラブを取り巻くあらゆるものが「2位以下は失敗」という空気で統一されています。
例えばシーズン途中で2位や3位につけたときに「いい位置だ」と思うことなく「1位を目指さなければ」というムードを作り出してくれます。
12年間Jリーグでプレーした実感として、「どこを意識するか」の差は小さくも歴然としています。
選手たちにモチベーションが下がるとかサボるとかいうことは決してありませんが、気づかぬうちに巣食う、無意識レベルのほんの小さな違いなのです。
しかし、それこそが勝負を分けるディテールになる。今年の順位表を見ながら、そんなことを思い出しています。
(東京ユナイテッドDF、元日本代表)
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170915-OHT1T50296.html
J1は9試合、J2も10試合を残すのみとなりました。ここからは優勝争い、残留争い、昇格争いとそれぞれの立ち位置を意識した戦いにスイッチしていきます。
現実から目を背けることはできず、いやが上にも順位表とにらめっこしながらの戦いとなります。
J2の昇格プレーオフ進出がかかる6位争いは熾(し)烈を極めています。
連勝すれば6位に食い込めるチームがかなりの数ひそんでいて、これくらいの勝ち点差ならあってないようなもの。10試合で全てが決まる戦いといえます。
J2の推移を見ていて、毎年思うことがあります。それは、多くのチームが昇格ではなく、6位を目指してリーグを戦っているということです。
このレギュレーションでは当たり前かもしれませんが、ほんのわずかのチーム以外は6位ばかりを意識して一年を過ごしているように感じます。
確かにJ2では各チームの力が拮抗(きっこう)していて、僅差の試合になることが多く、中位のあたりで多くのチームが競うことになるのは論理的だと思います。
ただ、それ以上に、多くのチームが6位を意識してリーグを戦うことによって6位前後で混戦になっているように思うのです。
J1で頭一つ抜け出した鹿島には、この点で大きなアドバンテージがあると思います。
クラブを取り巻くあらゆるものが「2位以下は失敗」という空気で統一されています。
例えばシーズン途中で2位や3位につけたときに「いい位置だ」と思うことなく「1位を目指さなければ」というムードを作り出してくれます。
12年間Jリーグでプレーした実感として、「どこを意識するか」の差は小さくも歴然としています。
選手たちにモチベーションが下がるとかサボるとかいうことは決してありませんが、気づかぬうちに巣食う、無意識レベルのほんの小さな違いなのです。
しかし、それこそが勝負を分けるディテールになる。今年の順位表を見ながら、そんなことを思い出しています。
(東京ユナイテッドDF、元日本代表)
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170915-OHT1T50296.html

【J2の多くのチームが6位狙いの現実(岩政大樹オン・ザ・ピッチ)】の続きを読む